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新たな冒険(小説)
2005-11-13 Sun 02:52
今日も私はいつものようにあなたの後ろを走る。

スニークをかけ忘れた私に敵が襲いかかる。

あなたは、私に襲いかかった敵をあっという間に倒した。


「ごめんね」

私はそう言ってあなたにケアルをかける。

あなたは、私を見て言った。

「気にするなよ。無事で良かったな」


ボーッと立ちつくす小さな私に

あなたは目線を合わせるかのようにヒーリングして話してくれる。

私もヒーリングした。

2人で向かい合って座って、いろいろ話した。

いつも話してるのに、なんでかな。

話したいこと、いっぱいあるの。


その時だけはヴァナディールの時間がゆっくり流れてる気がした。



このままでもいいかな。

私より遥かにレベルの高いあなたに守ってもらって。

そんな幸せなこと、ないよね。


それから数日後。

モグハウスへ戻ろうとした時。

あなたがヒュムの女の人と話してるのが見えた。

何だか楽しそう。


誰なんだろう?


「さっきのは誰?」

しばらくしてあなたに聞いてみる。

「ああ。さっきの子はフレンドの子だよ」

いつものようにあなたからの返事は早かった。

「そっか」

「今度、レベル上げに行こうって誘われたんだ」


胸がズキッとした。


そっか、私とじゃあ、レベル差がありすぎて

レベル上げなんてできないもんね。

あなただってレベル上げしたいよね。

同じくらいのレベルの人といろいろなことしたいよね。


あなたがあのヒュムの人とレベル上げに行った日。

私は何もせず、ただモグハウスに立っていた。



どのくらい時間が過ぎたんだろう?

フレンドリストを見てみると

あなたはまだどこかへ出かけているようだった。



結局、あなたがパーティを抜けたのは

私がウトウトし始めた頃だった。


「あれ?待っててくれたの?」

あなたは驚いてそう言った。

「うん。レベル上げにしては長かったのね」

「ああ。レベル上げの後、他のこともやってて」


あなたは今日何をしたか、詳しく丁寧に話してくれたけど

私にはさっぱりだった。

聞いたことない言葉が沢山でてきた。

言ったことない場所の名前もでてきた。

戦術がどうとか、って言ってたけど、私には分からなかった。



一つ分かったのは。

私があなたとは釣り合わないんだってこと。


今のままじゃ、あなたは私をただ守るだけ。

私の面倒を見るだけになっちゃう。


あなたに追いつきたい。

そう強く思った。



次の日から、私はがむしゃらにレベル上げをした。

早くあなたに追いつかなくちゃ。

そればかりを考えて。


でも、楽しくないよ。

だって、ここにはあなたはいない。


「最近、頑張ってるね」

レベル上げを終えた私にあなたはそう言った。

「うん。強くなりたいの」

私がそう言うと、しばらく間があいてから、あなたが言った。

「俺じゃあ頼りにならない?」

「違うよ。そうじゃないよ」

「最近、なんか元気ないよ。どうしたの?」

「何でもないよ」

「何かあった?」


「ねぇ?」

「ん?」

「この前一緒にいたヒュムの人とあなたの方がお似合いな気がする」


本音じゃなかった。

否定してほしかった。

でも。


「もう、いいよ・・・」


あなたはそう言ってログアウトして言った。



あなたがいなくなってから涙が止まらなかった。

こんなこと、初めてだった。

なんであんなこと言っちゃったんだろう?



それから数日間。

あなたはログインしてこなかった。

私は、毎日あなたがいるんじゃないか、って。

遅くからあなたがログインしてくるんじゃないか、って。

いつもそう思いながら、あなたを待っていた。


でも、あなたが私の前に姿を現すことはなかった。



それから私はFFをやめた。

キャラクターは消してない。

ううん、消せなかった。

あなたとの思い出が沢山つまった私の分身なんだもん・・・。


それからあなたのことはスッパリ忘れて

他に夢中になれるものができて毎日楽しいです。


なんてことは全くなくて。

私は毎日、夜になると泣いてばかりだった。



あなたに会いたい。

でも、もうあなたは私に会いたくないんだろうね。



1ヶ月後。

私は久々にFFにログインした。

解約しようと思ったから。

キャラクターを消そうと思ったの。

そうすれば、あなたのことを忘れられるもしれない、って思ったの。



「あれ?」

メールがきていた。



あなたから?

直感でそう分かった。

案の定、差出人はあなただった。


メールには一言こう書かれていた。


「これを見たらサンドリアのドラギーユ城のお花畑に来て下さい。」


ちょうど1ヶ月前に出されたメールだった。



私は急いでログインしてサンドリアへ急いだ。

城へ向かって走りながら思った。


もう、いないかもしれない。

うん。1ヶ月も前のことだから、いるわけない。


フレンドリストを見るのも忘れて

私は必死で城へと走った。



城の奥のお花畑。

あなたが教えてくれたんだよね。

そこで2人でいろいろ話したっけ。

あの頃は、幸せだった・・・。



お花畑に行くと。

見覚えのある人がお花畑の奥の方で座っていた。


「来てくれたんだ」

あなただった。

あなたは私を見ると立ちあがった。


私はあなたの顔を見るなり涙が止まらなくなった。


会いたかった。

ずっとずーっと会いたかった。


動きの止まった私を見て、あなたは何かを察したのか。

私にニッコリ笑った。


「あいたかった」


私はそう言うのが精一杯だった。


「うん」

あなたはそう言うと、私の前に膝まずいた。

そして、私に何か渡してきた。

見るとそれは、指輪だった。



「結婚してください」




一瞬、なんのことか分からなかった。

夢なのかと思った。


黙ったままの私にあなたは言った。


「1ヶ月ずっと待ってたんだから、OKしてくれてもいいんじゃない?」


あなたは冗談混じりにそう言った。


私はあなたを見て一言。


「私でよければ」


私はまた涙が出た。

悲しい涙じゃなくて

嬉し涙。


私ね。

行きたい場所があるの。

だってまだ見たことのない場所が沢山あるんだもん。

あなたと一緒に行きたいの。


助けてもらってばかりじゃなくてね。

助けてあげたりもしたいの。

あなたと一緒なら、私は無敵なんだから。



こうして。

私の冒険は終わりを告げた。

私達の冒険がこれから始まるんだね。


         -おわり-

-----------------------

サンドの城をウロウロしていて思いついたお話です。

もちろん実話じゃありません(;´ω`A

まとまりのない文でありきたりな内容ですが

ここまで読んでくれた方、ありがとうございます(≧▽≦)

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未分類 | コメント:7 | トラックバック:1
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この記事のコメント
せつないーo(ToT)o

なんとなくよくある話ようで言葉に出来ない日常のような…


2005-11-13 Sun 13:08 | URL | Liber #p8yCMYk2[ 内容変更] | top↑
+Liberさん+

読んでくれてありがとうございます^^

もしかしたら、こういう恋愛をしてる人がヴァナにいるかもしれないですねぇ。
FFでの恋愛ってちょっと切ない事が多そうだなぁ。
2005-11-13 Sun 13:45 | URL | はなちょこ #UaldkJJ.[ 内容変更] | top↑
楽しく読ませていただきました^^
最後はハッピーエンドでよかったです(*´Д`*)
HPの小説も盛り上がってきましたねw
これからどうなるか楽しみ(*´▽`*)

とあるHPで見た話なんですが、ヴァナで初めて会い、
ヴァナ婚し、リアルで会い、
なんと結婚!!(*´口`*)
こういう出会いもあるんですねぇw
2005-11-13 Sun 16:17 | URL | ばーと #-[ 内容変更] | top↑
+ばーとさん+

読んでくれてありがとうございます^^

恋愛はハッピーエンドが好きで(*’‐’)
HPの小説まで読んでくれてありがとうございます^^
頑張って更新中です♪

ほうほう。
ヴァナで出会って結婚ですかぁ。
しかもヴァナ婚の方が先なのですねぇ。
ヴァナっていろいろあるんだなぁ~
2005-11-13 Sun 18:03 | URL | はなちょこ #UaldkJJ.[ 内容変更] | top↑
仕事中こっそり、ドキドキしながらみさせてもらいました。

ヴァナ恋愛といえば・・・むかーし私、1回告白みたいなことしたなぁ・・
みごとに、ゲームとかではそういうのはってにごされましたが・・・

ブログとかヴァナとかみていて、なにするにも一緒に行動するってなんか私は憧れますねぇ、、、
ヴァナだと最近はLS活動ばっかりで楽しみ薄くて・・
2005-11-14 Mon 10:44 | URL | ぱる@仕事中 #mQop/nM.[ 内容変更] | top↑
こんにちはあ。

実は私、ヴァナ婚するかもーーーv (○゚ε^○)v

結婚式には是非参列してくださあい!
この世界で始めての、大切なお友達のあなたにはきてほしいなあと思ってます。

とはいえ、おとといOKもらったばかりで何も決まってません・・・

↑のお話とは逆で、私のハニー(ふふふ(笑))が前衛、LV20以上も上の人だったりします。 ┐(゚~゚)┌

ああ、、、やっぱりお給料3か月分ためなきゃだめかなあ・・・

ふぉる
2005-11-14 Mon 11:34 | URL | Folltessimo #-[ 内容変更] | top↑
+ぱるさん+

読んでくれてありがとうございます^^

おお!告白ですかっ!トキメキですねぇ。
「ゲーム」って割りきってる女性の人って多いみたいですよね。
私はごちゃごちゃになるタイプですが(;´ω`A

私もLSばっかりなんですよねぇ。
楽しいんですけど、LS以外は超顔が狭いんでフレが多い人が羨ましいですよ~
暇があったら一緒に遊んでやってください(≧▽≦)v


+ふぉるさん+

読んでくれてありがとうございます^^

って!!!!!!!!!!!
マママママママジですか!

おめでとうございます-!(≧▽≦)

ヴァナ婚なんて羨ましすぎですってば!!!w
誰か私にもプロポーズしてくれ!って感じですよw

すごいなぁ~!!!
しかも呼んでいただけるなんてめっちゃ嬉しいですよ~!

自分のことのように嬉しいです!
お幸せにっ☆
2005-11-14 Mon 18:14 | URL | はなちょこ #UaldkJJ.[ 内容変更] | top↑
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2007-03-15 Thu 20:46 『小説なんでも大事典』
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