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恋するエルヴァーン(ミニ小説)
2006-05-06 Sat 00:26
「リュウさん、カッコイイ!」

ポニーテールのヒュームがそう言って俺に拍手する。

「さすがリュウさん、どのジョブやっても上手いよね」

そう言ったのはミスラだ。


俺はエルヴァーン。

黒い髪は耳の下辺りまで伸び。

スラッとした長身。

程よく日焼けした肌。

俺のこの外見に惚れる女は多い。


しかも。

自分で言うのもなんだけど。

俺はどのジョブをやらせてもそれなりにこなしてしまう。

野良PTで「フレンド登録してください」と言われることもある。


今日はフレンドのヒュームの手伝いをしている。

フレンドのフレンドもいるので知らない顔が多い。


「本当、リュウさんってカッコイイ。クルミちゃんもそう思わない?」

ミスラがクルミと呼ばれたタルタルに話しかけた。

クルミというタルタルはヒーリングをしていたが。

勢いよく立ち上がり、茶色のポニーテールの髪をなびかせて

俺にこう言ったのだ。


「カッコ良くない」

タルタルはそう言うとまたヒーリングを始めた。


な、なんだって!

この俺がカッコ良くないだって!



俺はショックを受けた。

その日モグハウスに帰るとしばらくショックで動けなかった。


何を隠そう。

俺はタルタルが大好きなのだ。

タルタルの女の子じゃないと恋心を抱けないのだ。


今まで。

ヒュームやミスラなどから「ヴァナ婚して」と誘われたが。

俺はタルタルがいいんだ!

だけどタルタルのフレンドは男しかいないんだ!

俺だってタルタルの女の子のフレンドがほしい!


いや。

そんなことより。

俺はタルタルの女の子から見てカッコ悪いのだろうか?

タルタルから見たら背が高くて首が長くて奇妙なのだろうか?


俺はしばらく考え込んだ。

あのポニーテールのタルタルの「カッコ良くない」

という言葉が胸に突き刺さる。

頭から離れない。



3日後。

ようやくモグハウスから出た。

というかモーグリに。

「ご主人様、掃除の邪魔クポ!」

とか言って追い出されたんだけどな。

あの生き物、小さいくせに生意気だぜ。

あ、タルタルは小さくても可愛いんだけどな!



ぼんやり競売を見ていると。

ふと足元に茶色のポニーテールのタルタルがいた。

ん?


俺がそのタルタルを見ていると。

タルタルも気づいたらしく俺を見上げた。

そのタルタルは俺を見ると。

驚いて逃げ出した。


間違いない!

あのポニーテールのタルタルだ!


俺は必死で追いかけた。

噴水の裏で身を小さくしているポニーテールのタルタルを見つけた。


「なぜ逃げる!」

俺がそう言うと、タルタルは立ち上がって言った。

「逃げたんじゃないわ!モグハウスに帰るところだったのよ!」

「ここはお前のモグハウスか?」

「お前じゃない!クルミよ!」

そのタルタル、クルミはそう言ってほっぺたを膨らます。

・・・・・か、かわいい!

じゃなくて。

俺は思い切って聞いてみた。

「俺はタルタルから見て奇妙か?」

クルミは目を真ん丸くさせて、それから俺を見上げて言った。

「もしかして・・・カッコ悪いって言ったこと気にしてる?」

「ああ!気にしてるさ!」

俺がそう言うとクルミは笑い出した。

笑ってもかわいい・・・いかんいかん。

「なぜ笑う」

「だってー。みんなリュウさんのこと誉めてたから意地悪言ったの」

「なんでそんなこと・・・・・」

俺がそう言うとクルミの顔が曇った。



俺とクルミはそれ以来仲良くなった。

フレンド登録もしたし。

一緒に遊ぶことも多くなった。


俺は無邪気なクルミが好きになっていった。

だけど。

クルミはエルヴァーンが好きではなかった。

正確に言うと俺のフェイスタイプが好きじゃないのだ。


クルミはヴァナ婚を誓った人がいた。

俺と同じフェイスタイプのエルヴァーンだ。

だが。

そのエルヴァーンはしばらくして。

クルミの前から姿を消した。

後で分かったのは。

そのエルヴァーンは新しい彼女のヒュームをつれて。

サーバー移動したと言う。

クルミはそれ以来。

俺のフェイスタイプが嫌いになった。

クルミを裏切った男と同じ顔の男が。

だから俺にあんなことを言ったらしい。



「休憩するか」

俺はクルミにそう言った。

今日もクルミと2人で遊んでいた。

クルミは立ったまま座ろうとしない。

「どうかしたか?」

俺がそう聞くとクルミは言った。


「・・・私、リュウさんと遊ぶのは今日で最後にします」

「え?!」

俺は驚いてクルミを見た。

「あ、解約とかそういうことじゃないの」

「いや、そうじゃなくて!俺と遊ぶのは最後ってどういうことだ?!」

クルミはしばらく黙っていたが。

こう言った。


「リュウさんを見てるとあの人を思い出して辛いの」

俺は何も言えなかった。


クルミはあのエルヴァーンのことを今も想っているのか?


「クルミ、あの男はクルミを裏切ったんだ。まだ好きなのか?」

俺がそう言うと。

クルミはキッと俺をにらんで言った。

「リュウさんには私の気持ちなんか分からないよ!」

クルミはそう言うと走り出した。

俺はクルミを追いかけた。



「ついてこないで!」

クルミがそう言う。

「いやだ。戻るまで追いかける」

俺はクルミを追いかけながらそう言った。

「やめてよ!しつこい!」

「ああ。俺はしつこいさ!」

「ストーカーって叫ぶわよ!」

「叫べばいいさ!」

「なによ」

「俺はどこまでもクルミを追いかける!」

「嫌がらせなの?!」

クルミの言葉に俺は大きな声で言った。


「クルミを好きなだけさ」

その言葉にクルミの顔が赤くなった。

照れる顔もかわいい・・・じゃなくて!

「か、からかわないで!」

「本気だ」

俺の言葉にクルミの足はピタリと止まった。

俺はクルミを抱き上げた。

「これでもう逃げられないな」

俺はそう言ってクルミにニヤリと笑った。


「うわぁぁぁぁぁぁぁん!」

クルミが突然泣き出した。

俺はあわてた。

「す、すまなかった!急に抱き上げたりして!」

俺はクルミの体を地面に下ろそうとした。

クルミは言った。

「違うの!」

クルミは泣きながら続けた。

「・・・嬉しかったの」

クルミはそう言って涙のたまった目で微笑んだ。


「ってことはじゃあ、クルミも俺のことを・・・?」

俺がクルミにそう言うと。

クルミは言った。

「嬉しいけどそれとこれとは別」

「え?」

「だってリュウさんのことそういう目で見たことなかったもん」

クルミはそう言って俺の力が抜けた腕から

ぴょんと飛び降りた。

俺はしばらくボー然としていた。


フ・・フラレた・・・・・。

大好きなクルミに・・・・。


愕然としている俺に。

クルミはニッコリ笑って言った。


「バーミリオクローク貢いでくれたら考えるよ」


「OK!」

「え?」


俺は一目散に走り出した。


バーミリオクロークをクルミに買ってあげれば

クルミも俺のことを!!!

クルミのためなら金稼ぎなんて朝飯前さ!



「冗談だよー!!!」

そう言って慌てて追いかけてくるクルミに気づいたのは。

また別のお話。



            -おわり-

------------------------

「タル好きのエルの話書きたい」

そう思って書いたお話です。フィクションです。

リュウのキャラがアホっぽくなっちゃったなあw


気が向いた時に自己満足で書いてるだけなので

文章とか下手です、すみません(;´д`)

ここまで読んでくださった方ありがとうございました!
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未分類 | コメント:3 | トラックバック:0
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この記事のコメント
>>リュウのキャラがアホっぽくなっちゃったなあw

大丈夫、もともと脳筋だからwww
(Elv.の皆さんごめんなさい!)

Elvaanはタルタル好き多いと思いますよ^^
うちもそうだしね。

はなちょこさんのブログを見て、
FFXI復帰しなくては、と思い悩むLiberでした~
(^^)/~~~
2006-05-08 Mon 11:47 | URL | Liber #3zFQLKUE[ 内容変更] | top↑
+Liberさん+

読んでくれてありがとうございます♪

エルって脳筋だったのかっw(゜д゜)

私はまだタル好きのエルに出会ったことないですなあ。

出会ってみたいもんだなあ(´ω`*)

私もちょこっとFFから離れたら。

FFが恋しくなりましたw

復帰できることを祈ってます!

2006-05-08 Mon 18:09 | URL | はなちょこ #UaldkJJ.[ 内容変更] | top↑
はうぅ、和みました。
二人の態度が可愛いですね。強気な樽の女の子と一生懸命なヴァーンが素敵でした。

フレでエル♀の嫁を持つタルは見たことがあるのですが
逆も大好きです。タルと異種族恋愛が好きなんです。
なんか、ほのぼのしてw
体格差が昔から好きなんですが、ヴァナ恋はワクワク?します。
(傍観者的な意味で)

ちなみに私タルですがガルカが好きです(恋愛抜きで)
ガルカの股に挟まって過ごすタルがいたら私かもしれませんw
2011-05-14 Sat 01:48 | URL | めんげぇ #-[ 内容変更] | top↑
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